無駄な名演、とその他
知人の音楽史研究家M氏からこのところ数度に亘る有益なる示唆の波状攻撃を受け、どうも腹が捩れるほどの笑いが止まらない。
近来提示された音源で特に笑いのピークに達したのは、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏
の
「軍艦行進曲」
である。
そう、パチンコ屋のテーマソングのあれである。
1935年録音。
もう力みかえって色彩感豊かな、壮麗に無駄な表現力を駆使した名演である。たまりません。
と、音も聞かせず終わるのも何なので、無駄な名作を一点掲示しておこう。
河鍋暁斎作
の
「インディアン襲撃図」