われとわが身に

午前、日本の文芸作品のタイトル話になり、「接着型」の面白さを再興させよという結論になった。『麦と兵隊』。わかりやすい。『海と毒薬』。海に流したら毒は効かないな。『出家とその弟子』。静物画。『春と修羅』。天才の発想。『乃木と西郷』。仁王門みたいだ。しかしその他の例を見ても2音+4音の形式をとるものが多いのは、何か音韻学上の法則でもあるのだろうか。