姓名判断

日々諄々とニュース報道に接しながら疾うに接する重心はずれていて、昨晩も深夜の報道番組を横目で見ながら、姉歯一級建築士のナイスキャラにmixiのコミュできるのも時間の問題だなという感想しか湧かず、大体いまどき日刊新聞などを宅配で取り続ける理由は何なのかと振り返って考えると単に一段の所謂ベタ記事蒐集癖を満たすためのみであり、つまりは新聞社整理部のベタ扱いに潜む政治性を忖度するのが醍醐味、専らこれは高校生の頃地元新聞社に記事売り込みに営業(笑)に廻った余波でもあるが、ネタを作れば案外簡単に乗ってくると舐められた中●新聞社こそいい面の皮。
いや、それはそれ、ところでテレビに堂々と面を晒す一級建築士氏の風変わりな姓に記憶あり、二日ほど気になっていたが、只今突如としてそれが仙台藩士の家名であることに気付いたのである。実際どうでもいい話ではあるが。戊辰戦争時に仙台藩に駐留し、その放漫な振舞いで藩士一統の憎しみを一身に受けた鎮撫総督府下参謀の長州藩士、世良修蔵をブチギレ惨殺したのが、仙台藩軍監姉歯武之進率いる一隊である。基本的に仙台藩は形式的とはいえ新政府軍に恭順しており、姉歯の行動は大まかに言って「むしゃくしゃしてやった。今は反省している」論の範疇に入れるべきものである。今回の一級建築士氏の不可解な行動も破滅へと向かう投げやりな思想が垣間見えるが、そのお名前を見れば姉歯秀次氏とのこと、その武家ぶりのお名前はもしや、いやいやそれはしかし。