Music

シット・インのことども

例によって、と言うべきか、休み前に体調急降下、風邪なのか何なのか、連休中ほぼ臥所の中で過ごす。2日以上世間との交わりを絶っていると、どうも自分はこの世で無用の者なのではないかという思いが頭上の空間にむくむくと大きく膨らむ感覚が現れる。この感…

俺は結局パンクに生きることはできなかった

今朝、運転しながら、写真家のハービー山口氏がJ-WAVEに登場して80’sロンドンの音楽シーンの思い出を語っているのを聴く。洋楽ジャーナリズムがイギリスを中心に回り、わが国もバブルパワー全開で雑誌などガンガン海外取材ができた時代、ハービー氏の写真は…

深夜のB

真夜中にTVでタングルウッド音楽祭のドキュメントを放映していた。小澤征爾が学生オケ相手にバルトークの「管弦楽のための協奏曲」を振っている。見るともなく見ているうち、音楽に引き込まれる。バルトークは、不思議な音楽家だ。その音楽は、誰かに似てい…

始源の唄

音楽のある暮らしの中では、しばしばメルクマールとなるようなアーティストなりアルバムなりに出会い、しばらくはそいつを中心に生活が回ってしまうようなことがあるけれども、またそのようにこのところ、一枚のアルバムを繰り返し、聴いている。 うたばうた…